ちょっと小腹がすいた時、特に夜、何か無性にジャンクなものを食べたくなる時がありませんか。
そんな時には”チャパグリ”です!

私は韓国に住んでいますが、実は映画『パラサイト 半地下の家族』を見て、初めて”チャパグリ”を食べてみました。
「ん!? けっこう美味しい!!」
正直、ラーメン自体そんなに食べる方ではないんですが、”チャパグリ”は「もちもちした太麺」と「ピリ辛だけど辛すぎない濃厚ソース」が何とも美味しいんです。
このソース、なんと表現したらいいか…日本にない味です。
作り方も簡単で、時間も7~8分あれば十分です。
(映画でもそうでしたね)
誰でも作れるので、ぜひ映画を見た後に作ってみてくださいね。
チャパグリとは
”チャパグリ”とは韓国で超メジャーなインスタントラーメン、「짜파게티(チャパゲティ)」と「너구리(ノグリ)」を合わせて作る、言ってみればB級グルメです。

チャパゲティ 짜파게티 + ノグリ 너구리 = チャパグリ 짜파구리
「チャパゲティ」
- チャジャンミョン(韓国版ジャージャー麺)のソース
- スパゲティのような太麺が特徴
「ノグリ」
- ピリ辛の海鮮系スープ(出汁用の昆布もあり)
- タヌキのような!?太麺が特徴
韓国は”ビビンパ”のように混ぜて食べることが多いですが、さすがに種類が違うラーメンはちょっと…とひるんだ私ですが、意外や意外、やってみると全然大丈夫でした。
「チャパゲティ」と「ノグリ」は両方とも太麺で、ゆで時間も5分と同じ。ソースもそれぞれのいいところがマッチして後引く味になっています。
材料
基本はこの3つ
- チャパゲティ:1袋
- ノグリ:1袋
- 水:約1,000ml (ゆでた後に捨てるので、だいたいで大丈夫)
韓国ラーメンは上記のように「5袋1セット」で売られているのが普通ですが、ちょっと多すぎると思う方もいるかもしれません。
そんな方へ日本ならではの「チャパグリお試しセット」とも言えるお得なセット(チャパゲティ2袋 + ノグリ2袋)も売られています↓
1度にラーメン2袋を使うので、基本が2人前です!
(でも意外と食べれちゃう…)
チャパグリの作り方
1.お湯を沸かす(約1,000ml だいたいでOK)
2.昆布とかやくを入れる
3.麺を入れて4分30秒ゆでる
4.お湯を約300ml(1カップ半)残す
5.お湯を捨てる(→鍋に麺ととっておいたお湯を戻す)
6.粉末スープとオリーブオイルを入れて混ぜる
※辛いのが苦手な方は、ノグリの粉末(赤い方)を半分にしてください
7.火にかけて水気が少なくなったら完成
- 「チャパゲティ」と「ノグリ」は両方とも”ゆで時間”が5分ですが、最後の7番でまた火にかけるため、少し早めにゆでるのがいいです。
- 料理した鍋でそのまま食べてもいいですが、熱い鍋のままだと麺がのびやすいため、お皿に盛りつけた方がおいしいです。
『パラサイト 半地下の家族』バージョン
映画バージョンは、韓牛(代わりに和牛)をサイコロのように切って、ミディアム・ウェルダンで焼いてのせてください。
お湯を沸かして、麺をゆでている間(1~3番)に焼いておくと、ちょうどいいタイミングになります。
激辛バージョン
辛いもの好きの方へおすすめの3倍辛い激辛チャパグリもあります。

>>【激辛チャパグリの作り方】3倍辛いアングリーノグリで作る激うまアレンジ
付け合わせ
おすすめなのは、付け合わせに”たくわん”がよく合います。

韓国でチャジャンミョンを注文すると必ず”たくわん”が付いてきますが、韓国のたくわんは調味液に漬けられたもので水分が多く、シャキシャキしています。
最後に:また食べたくなるチャパグリ
個人的には「チャパゲティ」と「ノグリ」をそれぞれ単体で食べるよりも、合わせて作る「チャパグリ」の方が好きですね。あのソースがたまりません!
「チャパグリ」を初めて食べてから、もう何度作ったかわかりません。また食べたくなっちゃうんです。
ぜひ試しに一度、食べてみてくださいね!
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