今日は旧暦で1月15日。韓国では정월대보름(ジョンウォルテボルム/正月大満月)といって、旧暦で今年一番初めの満月です。
昔はどうやら一年の一番最初の満月が一番大きいと考えられていました。その年の豊作や健康を願って、この大満月の日に食べるといいとされるものがあります。
それでは、さっそく紹介していきますね。
パンダ夫人
義理のお母さんが作ってくれました~
五穀飯(오곡밥/オゴップバップ)
もち米に五種類の穀物をいれたもので、小豆やあわ、きび、などが入っています。義理のお母さんは栗まで入れてくれてるので、栗ご飯好きな私にとってはごちそう。
パンダ夫人
おいしいよ~

ムグンナムル(묵은 나물/保存したナムル)
普段よく食べているナムル(和え物)と違って、冬の間の保存食としてかぼちゃやナス、大根や山菜などを天日で干したものをもどしてナムルにしたもの。
昔はこの満月がくると、春が近づいてこれ以上保存食は必要ないため食べるようになったそう。五穀飯と一緒に食べると夏バテせず、1年間無事に過ごせると言われています。
私は大根、ナスくらいは見てわかりますが、あとは何がなんだかさっぱりわかりませ~ん。作り方もよくわからず・・・。
パンダ夫人
ナムルと言っても種類によって一つずつ下ごしらえや作り方に違いがあるよ(私はこんなにできないわ…)

ナッツ類(特に殻に包まれていたもの)
栗やくるみ、落花生などのもともと硬い殻に包まれていた実を食べると1年間皮膚病にならないそう。実際にこれらのナッツ類も皮膚にいい栄養素が含まれているそうですが、実を噛んだ時の音を聞いて鬼たちが逃げていく言い伝えがあるとのこと。
パンダ家はナッツ類が好きなので(パンダ夫はつまみとして…)、だいたい家になんらかのナッツ製品があります。いつもはミックスナッツですが、今はナッツ類のお菓子がちょうどありました。
パンダ夫人
ちょうどよかった~

食べ物は違いますが、日本でもお正月の後に七草粥を食べるのとちょっと似ている気がします。季節の行事を楽しみつつ、健康にいいものを食べるのは一石二鳥ですね。
おいしくいただきます!
パンダ夫人
作るのは大変だけど、食べるのはまかせて!