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韓国映画『EXIT』感想と見どころ:ユナのくしゃ泣きが超リアル

韓国映画『EXIT』感想と見どころ:ユナのくしゃ泣きが超リアル

少女時代のユナとチョ・ジョンソク主演の『EXIT』がおもしろいと聞いて、期待して見たんですが、私が思っていたおもしろさとまた違いましたね…。

今回は『EXIT』を見た正直な感想と、韓国での評価、また見どころなどをお伝えします!

【日本公開】2019年11月22日

パンダ夫人
パンダ夫人
ユナは映画初出演だよ~

『EXIT』のあらすじと作品情報

『EXIT』ポスター

出典:NAVER영화:엑시트

公開 / 時間 / 年齢制限2019 / 103分 / R12
原題엑시트(EXIT)
監督イ・サングン
出演チョ・ジョンソク、ユナ(少女時代)、コ・ドゥシム、パク・インファン
あらすじ

大学を卒業してからずっとプー太郎のヨンナムは、母親の古希(70歳)の式場で従業員として働いているサークルの後輩ウィジュに再会する。

ヨンナムは大学の山岳サークルでウィジュに心を寄せていたのだった。ぎこちない再会もつかの間、お祝いも盛り上がりそろそろ帰るという時、突然外から飛んできた爆発物で外の異常事態に気づく。

街は原因不明の有毒ガスで覆われて大パニックになっていた。上昇してくる有毒ガスから逃れる道は高い場所、高層ビルの屋上のみ!

ヨンナムとウィジュは山岳サークルで培った全ての体力とスキルを使って脱出を試みるが…、果たしてこの街から脱出できるのか?

パンダ夫人
パンダ夫人
では、さっそく感想だよ~

『EXIT』を見た正直な感想

何人かの人に『EXIT』おもしろいよ!と薦められて、超期待していました。

内容は、恋愛も就職もダメで災難続きのヨンナム(チョ・ジョンソク)が本物の災難に遭う!という感じで、

”おもしろい”って言葉のせいか、また予告編からもコメディ色が強いとばかり思っていましたが、これは完全にサバイバル・パニック映画ですね。

コメディだと思い込んでたので、『エクストリーム・ジョブ』と比較してハードル上げすぎてしまい、期待していたより正直おもしろくなかったんですが、そうした色眼鏡を外したら新しいパニック映画として楽しめると思います。

今までよくあった災害映画、パニック映画のイメージは、災害規模・被害も大きく、ヒーローは勇敢で、涙あり感動ありって感じでしたが、

この『EXIT』は現代のリアルな日常で起こった災害の中で、生死を分けるような時にもなぜか笑ってしまうような場面があり、主人公はかっこいいというより弱音を吐くし、わあわあ泣くし、なんだか等身大のサバイバル・パニック映画のようで共感できます。

EXITスチールカット

出典:NAVER영화:엑시트

もちろん、主人公の2人は山岳サークル出身なので、ボルダリングでトレーニングを積んでいて、ヨンナムなんかは鉄棒オタクとして、近所の子どもたちに変な目で見られるほど体を鍛えていたからできるんですが。

それにしても一番の見せ場はなんといってもヨンナムが高層ビルをよじ登っていったり、指だけでぶらさがったり…というサバイバル場面。ハラハラドキドキ、こっちまで緊張して本当に手に汗かきます

高所恐怖症の人じゃなくても、よじ上ってるビルの背景や下を見たら冷や汗ものです。

今はもう日常生活だったり、都会でサバイバルするってことはほとんどないですが、韓国の都心でめちゃくちゃサバイバルしているのが新しかったです。

おもしろさ
ハラハラドキドキ度
満足度

※あくまで私の評価です。(普通が星3つ基準)

こんな人におすすめ!

新感覚のサバイバル映画を見たい人、ハラハラするスリルが好きな人

韓国での評価

観客数は940万人。充分にヒット作と言える数字です。

評価は10点満点で、平均9点の高評価。ただし、記者・評論家は平均7.2点。

評価、口コミ出典:NAVER영화:엑시트

好評

今までこんな感じの災難映画はなかった
・チョ・ジョンソクが元々演技がうまいのはわかっていたが、ユナの演技も光っていた
・災害の素材がとても斬新…
・このような素材で笑えるとは思わなかった
・新鮮、確かに新鮮。不快にならない純粋な笑いをくれていい

不評

・ただ無難な映画。面白いも面白くなくもない
・ストーリーが貧弱
・正直どこが笑えるのかわからない
・演出がふつうすぎ
・どうしてこんなに評価が高いのかわからない

パンダ夫人
パンダ夫人
あれ?けっこう笑えるっていう人も多いなあ

鑑賞ポイント5つ

『EXIT』で楽しめる鑑賞ポイントをお伝えします。ネタバレはありません

1.手に汗にぎるクライミング、綱渡り

チョ・ジョンソクが鉄棒でのトレーニングをしている場面だけでも、相当体を鍛えたんだなあと感嘆します。

ボルダリングをしたことがある人や、山岳部みたいな人は、登り方やロープの縛り方など細かいところで見ごたえがありそうです。

とにかくハラハラ手に汗かきます。

パンダ夫人
パンダ夫人
自分が登ってることを想像したら泣きそう

2.日常生活のサバイバル術

主人公の2人が山岳サークルだったこともあり、例えば身の回りにあるもので担架(たんか)を作ったり、SOSのモールス信号をスマホで発信したり。

ガスから身を守るのにゴミ袋やゴム手袋を使ったりなどなど、なるほど!と思うような方法がけっこう勉強になりました。

パンダ夫人
パンダ夫人
知ってると役に立つかも!?

3.涙じゃなく時々入るユーモア

災害映画となると生死を分ける状況なわけで、そんな時に泣ける映画はたくさんあったと思うけど、この映画はなぜかちょこっとした笑いが入ってます。

EXITスチールカット

出典:NAVER영화:엑시트

でもあまりいやらしくなく、さらっと入っている感じ。これがヒットになった要因のひとつと言えます。

4.ユナのくしゃくしゃな泣き顔

ユナといえば少女時代のビジュアル担当だし、誰が見てもきれいなんですが、ここで見せてくれたのはくしゃくしゃでへの字の泣き顔

パンダ夫人
パンダ夫人
一番印象的だったよ

こんなふうに泣きたくないんだけど、悔しくて悲しくてどうしようもない…って泣き顔です。

チョ・ジョンソクも半べそかいてますが、これがリアル感あり、なぜか笑いも入ってしまう感じでよかったです。

5.家族愛

どんな国であろうとも家族が災害に遭ったら、心配で心配でなんとしても助けよう、情報を得ようとするはずです。

特に韓国の家族の絆は深いので、自分のできる範囲で動いたり、じっとしていられない感情がよくわかります。

EXITスチールカット

出典:NAVER영화:엑시트


知っておくといい韓国情報

予備知識なしに見ても充分楽しめますが、知っていたらもっと映画の理解が深まる韓国情報です。

70歳(古希)のお祝い

日本では式場を借りて親族、友人を呼んでお祝いするのは結婚式ぐらいですが、韓国では人生で何度かその機会があります。

まずは生まれてから100日、1歳の誕生日、結婚式、60歳(還暦)、70歳(古希)、80歳(傘寿)。

全部を式場で必ずするわけではないですが、大小の差はあれ、親族をはじめ、なるべく多くの人を呼んでお祝いしようとすることに変わりはありません。

EXITスチールカット

出典:NAVER영화:엑시트

それぞれのイベントによって内容も多少違いますが、60、70、80歳のお祝いでは歌手を呼んだり、歌ったり踊ったりすることが多いですね。

パンダ夫人
パンダ夫人
みんな歌と踊りが大好き

最後に:これから『EXIT』を見る方へ

普通に考えたら、生死を分ける状況で笑いってナンセンスな感じがしますが、この映画は両立できてます。

大爆笑とかコメディではないですが、新しい等身大のサバイバル映画を見たい方には、ぜひおすすめします!

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