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映画『情愛中毒』感想:体当たり演技でもソン・スンホンの印象は変わらず

情愛中毒スチールカット
出典:NAVER영화

この映画はまさに王道といえる”エロティックな恋愛映画”です。

この映画を知った時、「ソン・スンホン大丈夫?」って心配してしまいました。

今まで正統派の2枚目だったのに、そんな大胆に露出しなくても…って。

では、さっそく『情愛中毒』を見た正直な感想をネタバレなしでお伝えします!

この記事を書いた人
  • 韓国在住10年
  • 韓国ドラマ、映画三昧
  • 映画・ドラマのエキストラ経験あり
  • 映画をテーマに卒論執筆

プロフィール

パンダ夫人
目次

『情愛中毒』のあらすじと作品情報

情愛中毒ポスター
出典:NAVER영화
公開 / 時間 / 年齢制限2014 / 132分 / R18+
原題인간중독(人間中毒)
監督キム・デウ
出演ソン・スンホン、イム・ジヨン、チョ・ヨジョン、オン・ジュワン
簡単なあらすじベトナム戦争が終わろうとしていた1969年、英雄と言われているエリート軍人であるキム・ジンピョン(ソン・スンホン)は、上官の娘と結婚し何不自由なく暮らしていたが、人知れず戦争の後遺症で精神的に苦悩していた。

そこへジンピョンを慕う部下が配属され、夫婦が引っ越してくるのだが、誰にも言えない事情がある部下の妻ガフン(イム・ジヨン)にどんどんひかれていくジンピョン。

会ってはならない2人は、誰にも知られてはいけない情事にどんどんのめりこんでいく。
パンダ夫人

では、さっそく感想だよ!

『情愛中毒』を見た正直な感想:ネタバレなし

正直「ソン・スンホン大丈夫?」って心配していましたが…、

意外にもソン・スンホンの印象はあまり変わりませんでした

彼の大ファンだったらショック受ける人もいるかもしれないけど、いやいや鼻血でちゃうかもしれないし、こればっかりは人によって違うので見てみないとわかりません。

とにかく、ソン・スンホンが「自分に対する先入観を壊したかった」という体当たりの演技で話題になった作品

普通は女優の方が体当たりの演技と言われるんですが、彼に関しては今まであまりに清廉潔白なイメージだったから特に注目されました。

もちろん、まだ新人だった女優イム・ジヨンもこの作品が長編映画のデビュー作となり、一躍知られるようになりました。エキゾチックな感じや、ちょっと慣れない演技がかえって華僑という配役に合っていましたね。

情愛中毒スチールカット
出典:NAVER영화

内容は不倫なんですが純愛です。

ソン・スンホンのイメージが変わらなかったのも、ちょっと内気でかっこいいんだけど、恋愛に不器用で純愛を貫く今までのイメージの延長線上だからでしょう。

2人の大胆な露出も、男女ともにナイスバディでほれぼれしてしまいます。(特に男性の体をきれいに見せてくれてるのも、この映画の特徴かも)

でも、あれだけ大胆なシーンであるにもかかわらず、いやらしすぎないのは2人が美しすぎるのか、BGMで生々しさを消してしまっているからか…。

あ、そうそう。

おせっかいな情報ですが、「ソン・スンホンのはいていた白いブリーフに幻滅…」なんてコメントをちらっと見かけましたが、軍人は服だけでなく靴や下着まで軍用のものを支給されるので、おそらく軍用パンツの設定なんじゃないでしょうか。(幻滅しないであげてね)

パンダ夫

僕も兵役の時は白いブリーフだったよ
今はもっとよくなったみたいだけど

個人的には、脇役で出演している”くせのある名優たち”が少しもったいなく、もう少しストーリーをひねって活躍させてほしかったのですが、これはこれでストレートな恋愛映画ということでいいのかもしれません。

また、背景となる時代、ベトナム戦争、エリート軍人、湿気が多い空気感、鳥かごに囲まれた異国な感じや、チークダンスにワイン、奥様たちの華やかな衣装など…、

非日常的でエキゾチックな雰囲気がこの物語をより美しく見せていました。

純愛度
不倫だけど純愛、しかも初恋といってもいいのかも
露出度
男女ともにナイスバディで美しいです
見どころ・主演男女のナイスバディと大胆な演技
・ソン・スンホンが恋愛にのめりこんで堕ちていく姿
・何気に豪華な脇役

※あくまで私の評価です。(普通が星3つ基準)

こんな時におすすめ!

王道のエロティックな恋愛映画が見たい時

『情愛中毒』サムネイル

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最後に:『情愛中毒』のエンドロールが切ない

ソン・スンホンが主演なだけに「こんなふうに愛されてみたい」など圧倒的に女性支持が多いのかと思いきや、主演女優が自分のタイプだとか、男の押さえ切れない気持ちに共感する男性もいるようです。

最後、エンドロールで曲とともに映像が流れるんですが、意外にも一番ジーンときました。

パンダ夫人

たまには王道の恋愛映画もいいかも

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