ヒョンビン×チャン・ドンゴン、しかも最近流行りのゾンビ物です!
舞台はなんと朝鮮時代。
では、さっそくネタバレなしの感想と韓国での評価をお伝えします!
朝鮮時代のゾンビってどんな感じ?
『王宮の夜鬼』あらすじと作品情報
公開 / 時間 / 年齢制限 | 2018 / 121分 / G |
---|---|
監督 | キム・ソンフン |
原題 | 창궐 |
出演 | ヒョンビン、チャン・ドンゴン、チョ・ウジン、チョン・マンシク |
あらすじ | 夜だけ活動する生きた者でもなく、死んだ者でもない「夜鬼」がはびこった世界。 絶体絶命の朝鮮に戻った王子イ・チョン(ヒョンビン)は、至る所にはびこる夜鬼の群れと戦う最高の武官パク従事官(チョ・ウジン)一行に会い、彼らと成り行きで行動を共にすることになる。 一方、朝鮮王国を自分のものにしようとする国王の側近ギム・ジャジュン(チャン・ドンゴン)は、この世を覆すための最終的な計画を実行しようとするが… |
『王宮の夜鬼』感想:ネタバレなし
ヒョンビンかっこよすぎて、ほれてまうやないか~!!!
ただカッコいいんじゃなくて、なんというか2.5枚目系の気取らないかっこよさ。
王子のくせにやる気なし、権力も全く関心なくてめんどくさいことから逃げてるけど、弱い者はほっとけない女好き。
大変な状況を知って逃げようとするも、結局ほっとけずに文句言いながらやることやってくれる頼れる男。
大量のゾンビを前に、「なんでこんなに多いんだ~!!!」「コンチキチョ~」とかグチ言いつつ、強い強い。華麗なアクションとのギャップにやられます。
反面、チャン・ドンゴンの悪態ぶりも必見。
権力に取りつかれてゾンビを利用し、どんなことをしても王になろうとするすさまじい執着心で、そこに存在するだけで怖い。
実は、他のゾンビ物に比べるとゾンビは怖くないんです。
もちろん気持ちは悪いし大量ですが、なんというかドキドキ迫ってくる感がそれほどなく、ホラーが苦手な私にとっては落ち着いて見れました。(ホラー好きな人には物足りないかも)
また、キャストも名優ぞろいで見ごたえありますが、それだけに脚本なのか、編集なのか…もうひとひねりあったらよかったのに…と悔やまれます。
でもやっぱりこの映画の核は、善と悪ともいえるヒョンビンとチャン・ドンゴンの対決。ゾンビも切っても切れないんですが、ネタバレになるのでこれくらいに。
女子はヒョンビンにやられることまちがいなしです!
おもしろさ | |
---|---|
怖さ | |
チャン・ドンゴンの怖さ | |
ヒョンビンのかっこよさ |
- ヒョンビンが好きな人、強い男に守られたい人
- ゾンビ物に興味はあるけど怖くて見れなかった人
韓国での評価
観客数は約160万人。
評価は10点満点で、だいたい平均5~6点ぐらいで辛口。
ヒョンビン×チャン・ドンゴンという名前のわりにはあまりヒットしませんでした。
好評 |
・ヒョンビンの刀のアクション、最高にかっこよかった! |
---|---|
不評 | ・主人公がヒーローで何があっても絶対死なない→緊張感なし |
人によって感じ方が全然違うわ~
最後に:チャン・ドンゴンも必見『王宮の夜鬼』
韓国での評価はけっこう辛口な意見もあって賛否両論でしたが、個人的にはそこまでけちょんけちょんに言わなくても…って感じです。
多少の物足りなさはありましたが、何しろヒョンビンはかっこいいし、チャン・ドンゴンも見ごたえあるし、それなりに楽しめますよ!
韓国でも最近ゾンビものが多いですが、それぞれの作品でゾンビの動きが違ったりして、ゾンビ好きな方にはそんな比べ方もできそうです。
ゾンビの演技も大変だろうなあ~