もうBTSの快進撃が止まりませんね。
私がBTSにハマったスピ的な理由を2年前に書いたんですが、実は今でもよく読まれているんです。
当時出ていたアルバム『LOVE YOURSELF 結 “Answer”』で答えが出たと思っていたら、その次のアルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』を見た時、「あ~まだ続いてるな~」と思ったんです。
彼らのいわゆる自分探しのスピ的な旅が。
これだけスーパースターになっても、私たちと同じように悩み、道を探している。
前回彼らの魅力をだいたい書いたつもりだったんですが、その後もさらに進化して驚かされ続けているので、今回は「BTSはなぜ人気?第2弾!」として魅力を追記していきます!
もう受賞歴が多すぎて書ききれないね…
スターになってもさらけ出す”弱い自分”と成長過程
ユングのMAP OF THE SOUL
2019年4月12日に発売されたアルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』
実はこのアルバムタイトルは、ユングの心理学の本と同じタイトルなんです。
ユング心理学の入門書なんですが、BTSがアルバムを出したことで注目され、新装版として再発売されました。
BTSはこのアルバムを発売するにあたって、まずはRMのイントロ『Persona』をカムバックトレーラーとして公開しています。
そしてその第一声からこう始まります。
(以下和訳:パンダ夫人)
俺は誰なんだ 今までずっと問いかけてきた質問
たぶん一生正解を得られない質問
出典:Persona 作詞・作曲:Hiss noise, RM, Pdogg
歌詞を見ていくと、
願っていたスーパースターになったけど、周りからあれこれ言われることが多くなった、俺はだた聞いてくれる誰かがいてくれるのがすごく嬉しかったんだ…と
他人に見せている自分(ペルソナ)と自分が知っている自分、いろんな自分がいるけど恥ずかしくない、これが自分の魂の地図だと受け入れ、自分を忘れないように鼓舞しているのが感じられます。
ペルソナ(=仮面)って元々は心理学用語だよね
そして2020年2月21日に発売されたフルアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』
”7”はメンバー7人、デビューから7年というところから、今までの集大成といえますね。(前の『MAP OF THE SOUL : PERSONA』の曲もほぼ収録)
このアルバムのカムバックトレーラーの第1弾はSUGAのインタールード(間奏曲)『Shadow』
毎日胸が高鳴った 自分がどこまでいくのか
無我夢中で走ってきたら いつの間にかここまで来た
足元の影
頭を下げてみると、もっと大きくなっているじゃないか
逃げたところで俺についてくるあの光と
比例する俺の影
怖い 高くなるのが俺は怖い
誰も話してくれなかったじゃないか
ここがどれだけ孤独かってことを
俺の跳躍は墜落することもあるってことを
出典:Shadow 作詞・作曲:SUGA, GHSTLOOP, EL CAPITXN, Pdogg, RM
出だしの英語のラップから、SUGAが今まで何を願ってきたのか、
そして全てを手に入れた今、何を思っているのか痛いほどわかります。
力強いラップと繊細なピアノの旋律を組み合わせたり、緩急ついているこのメロディアスなラップに、あまりラップ好きじゃない私も心をつかまれてしまいました。
MVでも無数のシャドウと孤独、恐怖が表現されてるよね
さっきの「ペルソナ」もそうでしたが、この「シャドウ」もユングの心理学用語。
ユング心理学ではペルソナを自分の外的側面、つまり「周りの人に見せる自分」という意味で用います。(一部省略)
一方、シャドウは「普段は抑えこんでいる一面」です。
他人に見せる顔であるペルソナを光とするならば、影であるシャドウはそれとは正反対の顔になります。
出典:私の中にいる違った私、「ペルソナ」と「シャドウ」って?
よくスピリチュアルで自分の影の部分、不安や嫌なところを克服する第一歩はまずは認めることと言われますが、
まさにそれをこの曲でやっていて、まるで統合するかのようにこう言っています。
そうだ 俺はお前で、お前は俺だ わかったか
そうだ お前は俺で、俺はお前だ 知ってるだろ
俺たちは一つの体で、また時にはぶつかるだろう
お前は絶対俺を引き剥がすことはできないんだ 知ってるだろ
出典:Shadow 作詞・作曲:SUGA, GHSTLOOP, EL CAPITXN, Pdogg, RM
いやー、歌詞やMVを見れば見るほど興味深いね
前述の「ペルソナ」と「シャドウ」という対となる用語をアルバムに取り込んでいるだけでなく、カムバックトレーラーの第2弾がJ-HOPEのアウトロ(終奏)『Ego』
「エゴ=自我」こそまさに心理学でよく使われる言葉ですよね。
走馬灯のように今までのBTSのMVがフラッシュバックしてから始まります。
歌詞を読むと、自問自答してきた葛藤がありながらも、最後は前向きに、そしてこのアルバムのまとめとしてこう終わっています。
信じるままに 進むままに
運命になって 中心になった
大変なまま また、悲しいまま
なぐさめられて 自分をわからせてくれた
Map of the Soul Map of the All
That’s my Ego That’s my Ego
出典:Ego 作詞・作曲:j-hope, Hiss noise, Supreme Boi
前奏「ペルソナ」、間奏「シャドウ」、終奏「エゴ」で構成されたこのアルバムを通して、
BTSはいろんな自分を発見し、内面と向き合い、受け入れてこのまま進んでいこう、これが自分だという成長過程を見せてくれています。
スピ好きな人だったら、この過程がもっとも大切で難しいことを知っているでしょう。
なかなかできないんですよ、自分の不安や恐れ、悩みを直視して認めるって。
しかもそれを他の人に伝えるなんて。
でも、彼らが率直に弱い自分をさらけ出してくれているんです。
スーパースターが怖いを連発とか、落ちるかもしれないとか言わないですよね…普通。
この象徴的な3曲は、特にラップ担当の3人が自分の言葉で内面を吐露しているので、とても直接的です。
このようにBTSが私たちと同じように悩み、弱い自分もさらけ出して自分たちの音楽表現をしていることが、人の心に刺さる大きな力になっているんじゃないでしょうか。
上っ面のカッコよさやテクニックだけじゃなくて、魂がこもってる。
前回の記事に感想を送ってくださった方が、「BTSの曲を聞いて、ダンスを見ると、なぜ涙がでてくるのか今までわからなかった」とおっしゃっていました。
きっと誰でも1度や2度は経験したことがあるはず。
なんて言ったらいいかわからないけど、心を揺さぶられてわきあがってくる感情、それが感動なのか、畏怖なのか、なんだかわからないけど涙が出てくる…
BTSも例え歌詞を知っていようといまいと、彼らの想いが琴線に触れ、心に響くんでしょう。
歌詞がわかると余計にジーン…
また、紹介した曲以外にも、まさに心理学用語の『Inner Child』やあの映画を思い出す『Black Swan』などなど、BTSのメッセージを読み解く面白さもたまりません。
もっと詳しく知りたい方は、冒頭に紹介したユング本の翻訳者がBTSを分析した記事がおもしろかったです。
>>BTSのアルバムに込められた深遠なる心理ー『ユング 心の地図』翻訳者 入江良平氏が分析
歌やダンス、見た目だけでなく、こうした知的好奇心をそそられるのも支持層が広い理由ですね。
MVもシンボルや心理学の視点からみるとおもしろいよね!
Dear Class of 2020のスピーチ
コロナのために卒業式ができなかった世界中の人々に向けて、YouTubeが開催したオンライン卒業式「Dear Class of 2020」
オバマ前アメリカ大統領やLady Gagaなど、そうそうたる人物たちと共にBTSもお祝いのスピーチをしました。
メンバーそれぞれが卒業式の思い出や励ましの言葉を伝えてくれたんですが、特にこのコロナの状況でジンの話に涙したり、励まされるファンが多かったんです。
なぜなら彼はメンバー最年長でありながら、BTSに入ったのは一番最後、
それまで俳優をめざす普通の大学生だったのでダンスや歌を習ったことがなく、彼がダンスが苦手だということはみんな知っていたからです。
↓設定から日本語字幕を出せます(ジンは3:09あたりから)
前回の記事にも書きましたが、BTSといえばぴったり息のあったキレのいいカルグンム(集団ダンス)です。
BTSのダンスは他のアイドルに比べて難しいのに加え、昔からダンスが上手なメンバーに合わせるのにどれだけ努力したでしょう…
あるメンバーはジンの寝言を聞いて、夢の中でも練習してたと話していました。
他のメンバーのメッセージも、迷っている人や不安に思っている人へ、20代の青年として話してくれているよ
↓卒業式アフターパーティーのフィナーレ
いつもとは違ってちょっと肩の力が抜けたパフォーマンス。
1曲目は『Boy With Luv:작은 것들을 위한 시(小さなものたちのための詩)』
ジンの話を聞いて彼に注目すると、今まで見えなかったものが見えるようになるかも…。
実はジンだけじゃないんだけど…みんな努力しているよね
特に2曲目の『Spring Day:봄날(ボンナル)』はぜひ見てほしい!
何回も出てくる”보고 싶다(ボゴシッタ)”は会いたいという意味で、どれだけ待てば君に会えるんだろう…会いたいというコロナの状況にぴったり。
メンバーたちの温かい視線や愛情が感じられて泣きそう…
キュン死…
3曲目は『Mikrokosmos:소우주(小宇宙)』
暗い夜(寂しがらないで)
星のようにみんな(輝いてる)
消えないで 大きな存在だから
Let us shine
ひょっとしたら、この夜の表情がこんなにも美しいのは
あの星たちでも灯りでもなく 僕たちのせいだよ(一部省略)
一人に1つの歴史 一人に1つの星
70億個の光で輝く 70億種類のworld
出典:Mikrokosmos 作詞・作曲:Matty Thomson, Max Lynedoch Graham, Marcus McCoan, Ryan Lawrie, Camilla Anne Stewart, RM, SUGA, j-hope, Jordan ‘DJ Swivel’ Young, Candace Nicole Sosa, Melanie Fontana, Michel ‘Lindgren’ Schulz
他にも「僕たちは僕たちなりに ありのままで輝く」「みんな貴重な一つの光」といった内容が、世界の70億人に向けて励ますのにぴったりでした。
全員地方出身で、小さな所属事務所で下からコツコツと努力してきた彼らが、「自分を愛すること、自分がどれだけ貴重な存在か」を一人一人に伝えてくれています。
スピ的に一番大切なメッセージだよね
アーティストとして芸術表現が昇華
Black Swanのアートフィルム
私が最近のBTSで一番衝撃をうけたのが、『MAP OF THE SOUL : 7』の先行公開曲『Black Swan』です。
アーティストとして昇華していくBTSにふるえました…。
もちろん、ここでパフォーマンスをしているのはダンスカンパニーの人たちですが、
- モダンダンス
- オーケストラ
- 舞台演出
彼らの表現は、もうアイドルの枠を完全に越えて、壮大な芸術の域に達しています。
「ダンサーは2度死ぬ ― 1度目はダンスをやめた時。この最初の死がもっとも辛い。」
マーサ・グレアム
モダンダンスの開拓者と言われる舞踏家の言葉から始まりますが、
曲名から、この映画を思い出した人も多いんじゃないでしょうか。
頂点に立ったバレリーナが最高の表現、完璧を求めるんですが、プレッシャーや不安から精神が壊れていくんです。
ここでももう一人の自分、「シャドウ」が現れます。
SUGAの『Shadow』の次にリストアップされているこの『Black Swan』は、タイトルからすでに表現者としての彼らの苦悩が伝わってくるよう。
自分自身をもっと感涙させられなかったり
もっと胸を高鳴らせることができなかったら
ひょっとすると こうやって一度死ぬんだろうな、たぶん
でも、その瞬間が今だとしたらどうする?
たった今
出典:Black Swan 作詞・作曲:Pdogg, RM, August Rigo, Vince Nantes, Clyde Kelly
↓彼らが踊っているメインMV
こちらもコンテンポラリーダンスに裸足でパフォーマンスをしており、特に現代舞踊を習っていたジミンの魅力がさらに開花。
白鳥から黒鳥へと変わっていく白黒の衣装のコントラストが効いていて、映画を意識しているのはまちがいないでしょう。
映画ではもう一人の自分を傷つけ、破滅的な結末となりましたが、この曲ではもう一人の自分を認めています。
一番深いところで
俺は俺を見た
ゆっくり目をあけると
ここは俺の仕事部屋、俺のスタジオ
荒波が絶望的に襲ってきても
絶対にもう引っ張られていかない
Inside
I saw myself, myself
出典:Black Swan 作詞・作曲:Pdogg, RM, August Rigo, Vince Nantes, Clyde Kelly
彼らは音楽に向き合い、自分にも向き合い、また音楽に対する想いを再確認し、情熱を取り戻したととらえられます。
MVのラストシーンでジョングクが自分の影が消えるのを確認して、前に進んでいくのもそうした表現でしょう。
こうした内的な想いを音楽はもちろん、ダンスや演出など様々な方法で表現し、大衆に受け入れられていることがすごいです!
歌詞を訳すのが難しくて、余白部分は聴いた人の感覚にゆだねられている感じ
パフォーマンスの飽くなき追及
BTSはどの曲のパフォーマンスも魅力的で、見てほしい動画は山のようにあるんですが、中でも印象的だったものです。
ONの”Kinetic Manifesto Film”
『ON』は『MAP OF THE SOUL : 7』のタイトル曲でもあり、アルバムのコンセプトが全面によく出ています。
歌詞を読むと、彼らの日常がどれだけ過酷か、精神状態も大丈夫なわけなく、気が狂わないために狂わないといけない…
でも、これも自分の足で入ってきた美しい監獄であって、どんな痛みでも持ってこい― という自分たちの運命を受け入れ、前進していく強い覚悟が感じられます。
その力強さと決意を、マーチングバンドとパワフルなダンスで表現しているパフォーマンスは頂点の域に達しています。
また、アメリカの有名番組にも多々登場しているBTSですが、中でも1954年から続く『The Tonight Show』で見せてくれた『ON』の舞台は、なんとニューヨークの玄関口でもある”グランド・セントラル ・ターミナル”。
残念ながら番組本編が未公開になってしまったので、その撮影風景を少し。
足元が滑りやすかったり、ステージとは違う広さのため動線確認が重要だったり…
さすがの彼らも緊張していたようですが、本番でも動じない練習量と集中力で圧巻のパフォーマンスを見せてくれました。
1曲あれだけ全力を出して踊ったら最後はクタクタだよね
MAMA2019のDionysus
激しいダンスで有名なBTSの曲の中でも、特に激しい曲の一つがこの『Dionysus』
毎年12月になると、各種音楽祭、授賞式続きで、アイドルたちにとっては怒涛の年末になるんですが、2019年のBTSはこの『Dionysus』も全てライブで歌いました。
例えば、MAMA2019(Mnet Asian Music Awards)でのBTSのステージは全5曲、その一番最後にこの『Dionysus』
すでに前の曲でも激しく踊っているので汗だく、この曲の前に衣装替えの時間がありましたが、衣装を変えても汗はひきません…
それでも曲の内容と同じように、芸術に酔って朦朧としながらも恍惚とした姿をぜひ見てください!
ディオニューソスは、ギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神である。
出典:ディオニューソス – Wikipedia
もう最後のクライマックスへ駆けあがっていく気迫はものすごいです!!!
こんな激しいダンスをしながら歌うのは狂気だよ!!!
このステージを見ていた他のアイドルたちが、圧倒されて口をポカンとしているリアクション動画も多々あるほど。
この時、V(テテ)は肩を痛め(3:32あたり)、この曲の前にもSUGAの膝の状態が不安な場面などもファンの間でささやかれていました。
それにしても頂点にいながらもなお、極限まで全力で最善を尽くす姿に心打たれないわけがありません。
汗だくで息を切らせながら歌って踊る彼らに酔っちゃうよ~
音楽好きもハマった Dynamite
コロナ禍の大変な時期に、聴くだけで元気になる曲を届けたいと作られたのが『Dynamite』
異例のシングルで、BTS初のディスコポップのジャンル、そして初の英語の曲。
英語なのは単純にこの曲に英語の歌詞がより似合っていたからだそう。
そして、韓国歌手としては初めて「米ビルボード HOT100」で1位に!!!
すごいニュースになったよね
実はこの曲、サウンドだけじゃなく、歌詞やダンス、衣装、背景などに70~80年代の音楽カルチャーのオマージュ的な要素がちりばめられているんです。
わかりやすいのはマイケル・ジャクソンの象徴的な振り付けが取り入れられていたり、音楽好きな人がビビッとくる言葉が歌詞に入っていること。
MMA2020『Dynamite』のダンスブレイクを見れば、すぐわかるはず!
※ダンスブレイクの後、ジミンがわざと歌わない場所があるんですが、ライブだとわかるようにお茶目に教えてくれてるようですよ。
ダンスや衣装とか、めちゃくちゃマイケル!!
懐かしく明るい時代を感じさせつつも、古臭くなく洗練されてる。
気分もよくなるし、何より口ずさみたくなるメロディーで、曲がいい!
今までK-POPやアイドルというだけで敬遠していた人にも、この曲のおかげで洋楽の延長線上でBTSに出会ってハマったという人も多く、さらに幅広いファン層を広げたと言えるでしょう。
BTSの実力がだんだん正当に評価してもらえるようになってきてうれしいですね!
>>「歌って踊れるエンターテイメント」は、いつから黒人のものでなく、韓国人のものになったのだろう?
BTSや韓流アイドルのすごさが伝わってほしい!
この時代を一緒に生きる
コロナ禍の想いをこめたアルバムBE
2020年11月20日に発売されたのが『BE』
今までもBTSは作詞作曲、プロデュースなど曲作りに参加してきましたが、このアルバムは企画当初からそれぞれのメンバーが積極的に関わり、自主的にアルバム制作をしています。
こちらは音楽プロダクトマネージャーになったジミンが、アルバムをどんな内容、曲、構成にしたいのかなどメンバーとミーティングした結果を整理している様子。
パソコン打つのはやい!
BTSもコロナ禍で海外ツアーをはじめとする多くのイベントがキャンセルになりました。
そうした無念さやファンに会えない恋しさなども反映されたこのアルバムは、「それでも人生は続いていく」と、この時代を生きるみんなへの慰めと希望が込められています。
アルバムのテーマでもあるタイトル曲『Life Goes On(人生は続いていく)』
RM、SUGA、J-HOPEがこの曲の制作に参加し、MVはジョングクが監修しています。
パジャマで”STAY HOME”していたり、無観客で歌を歌っている様子が見られますね。
終わりが見えない
出口があるんだろうか
ここから動けない…
少し目を閉じて
この僕の手を握って
あの未来へ飛んでいこう
森のエコーみたいに
一日が戻ってくるさ
何もなかったように
人生は続いていく
青空を飛ぶ矢のように
また一日が過ぎ去っていく
枕の上で、机の上で
人生は続いていく
またこんな感じでね
出典:Life Goes On 作詞・作曲:Pdogg, RM, Ruuth, Chris James, Antonina Armato, SUGA, j-hope
他の曲についても知りたい方は、各曲の紹介をまとめてくれている記事があります。
>>BTSニューアルバム「BE」全曲を楽しみ尽くす!「公式プレスリリース」内容を一挙紹介
早くまたみんなに会いたいね!
国連総会でのスピーチ:コロナ禍のメッセージ
2回目となる国連総会でのスピーチで、今回はメンバーそれぞれに感じた無気力や孤独、寂しさなどの率直な感情とともに、私たちを励ましてくれました。
ここでのジンのメッセージがスピ的にすごく核心をついてます!
一番大切なのは、自分自身を大切にして励まし、楽しませてあげることです。
先がわからない時代だからこそ、いつも「私」「あなた」「私たち」の尊さを忘れないようにしなければいけません。
僕たちが今まで3年間話してきた”LOVE MYSELF”のメッセージのように。
そして”I’m diamond, you know I glow up”『Dynamite』の歌詞のように。
そうだよ~めちゃくちゃスピだよ~!
最後の7人のメッセージにもジーン…
Life goes on.(人生は続いていく)
Let’s live on.(一緒に生きよう)
うん、もちろん!
最後に:まだまだ書ききれないBTSの魅力
書き始めたらだいぶ長くなってしまいました…
本当はここへSUGAのミックステープや他アーティストとのコラボ、Vの自作曲『Blue & Grey』、ジミンのソロ曲『Filter』など個人の魅力や才能、活躍ぶりも入れたかったんですが…
それはきっとあなたが見つけるはず。
そして…
曲やダンスや、彼らの性格など、魅力をたくさん書いてきましたが、何よりも歌がうまいこと、歌だけでも充分に魅力があることを改めて伝えたい!
これからもBTSの活躍に期待しつつ、同じ時代を楽しんでいきたいですね!
Love Yourself~!!