イ・ビョンホンの約10年ぶりの復帰作で、多くのヒット作を生み出したスター作家&監督が手掛けた作品。
放送前から超話題になった期待作です!
でも、先に見ていたパンダ夫は私に「見ないほうがいいよ~」と言うではありませんか。
そう言われると余計に見たくなって、結局見てしまった結果の感想です。
『ミスターサンシャイン』あらすじと作品情報
放送局 / 放送日 | tvN / 2018.07.07. ~ 2018.09.30. |
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最高視聴率 | 18.1% |
話数 / 年齢制限 | 24話 / R15 |
出演 | イ・ビョンホン、キム・テリ、ユ・ヨンソク、キム・ミンジョン、ピョン・ヨハン |
簡単なあらすじ | 20世紀初頭の漢城(ソウル)。 沈んでいく朝鮮を舞台に、朝鮮から逃げアメリカ人となって戻ってきた将校ユジン・チョイ(イ・ビョンホン)、朝鮮の名門家のお嬢様コ・エシン(キム・テリ)、そして祖国のために戦う義勇軍を中心に、歴史に翻弄された時代を駆け抜けるドラマ。 |
では、さっそく感想だよ!
『ミスターサンシャイン』を見た正直な感想:ネタバレなし
このドラマは放送前から豪華なキャストと制作陣で話題になりました。なにせイ・ビョンホンの約10年ぶりの復帰作であり、相手役が若手実力派のキム・テリ。
そして『太陽の末裔』『トッケビ』をヒットさせたキム・ウンスク作家とイ・ウンボク監督がまたタッグを組むので、ヒットまちがいなしと言われたドラマでした。
でも!!簡単に言ってしまうと、日本に反抗する朝鮮の民衆、義兵軍の話なので、日本が悪者です。歴史の話なので仕方ないですが、居心地の悪さはどうしようもありません。
日本人が見たら気分がよくないから、見ないほうがいいよ
…と言われて見ないようにしていましたが、気になる気になる…。
結局見てしまいました。
おそるおそる覚悟して見たよ
結果、私の場合は意外と大丈夫でした。
ドラマだと割り切って見たのもありますが、日本人役もほとんど韓国人がしていたので、日本語のイントネーションや発音で没入しきれなかったからでしょうか。(びっくりするぐらい上手な人もいるんですが、叫んだり感情的になると少し…)
一方で、日本人が英語や韓国語を話すときのなまった感じをよくとらえていて、日本人の話すちょっと下手な英語、下手な韓国語がうまかったです。(なんか悔しい…)
歴史的で重い雰囲気、残虐なシーンもある反面、ドラマなのにまるで映画のようなスケールで、映像もとてもきれいです。
主人公2人のラブラインだけでなく、周囲をとりかこむ登場人物たちも魅力的で、ここにも多くのストーリーが重なり合います。
アメリカ人将校がゆえに英単語をうまく使ったストーリー展開で、ただの歴史的ドラマに終わらず、エンタメとしても楽しめる内容になっています。
注意度 | |
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注意が必要な理由 | 日本が悪者なので、日本人として居心地悪い 歴史的な内容に詳しい人は不満が出るかも |
- スケールの大きいドラマを見たい人、泣きたい人
- 日韓の近代史について、ドラマと割り切って楽しめる人
最後に:これから『ミスターサンシャイン』を見る方へ
日韓の歴史については国も違えば立場も違うので、かなりデリケートな内容です。
このドラマはそんな時代のど真ん中を背景にしているので、正直、日本人だったら胸が痛くなるような場面や目を背けたくなるようなシーンもありました。
それでも最終的には、ある時代を生き抜いた人たちの物語としてしっかりと胸に突き刺さるドラマとなっていましたよ。
最後の方は泣けるシーンが多いよ