韓国映画

【おすすめ映画】ポン・ジュノ監督作品でまず見るべきはこれ!必見まとめ

『パラサイト 半地下の家族』ですっかり世界的に名が知れ渡ったポン・ジュノ監督。

その非凡な才能はもうずっと前から作品に表れていました。

ポン・ジュノ監督 カンヌ映画祭で受賞した時の写真

出典:NAVER영화:기생충

ポン・ジュノ監督の作品は、初めて見た時は予想もできない展開に驚かされ、時間を忘れて話に引き込まれてしまいますが、内容を深く知るほど、中にいろんなメッセージがつまっていて、それがまた魅力です。

人によって好きな作品は違うと思いますが、

監督作品を全て見た私が自信をもっておすすめする、ポン・ジュノ監督のまずは見るべき作品をまとめました!

ぜひチェックしてみてくださいね。

パンダ夫人
パンダ夫人
どの作品もジャンルの枠をこえて、ポン・ジュノ監督の世界観がよくでてるよね


『パラサイト 半地下の家族(2019)』

『パラサイト』ポスター

出典:NAVER영화:기생충

言わずと知れたアカデミー賞4冠&カンヌの”パルム・ドール”を受賞し、映画史を変えた作品。

まだ見てない人は、ぜひこの衝撃を味わってほしい!!

見た人もメタファーについて知ったら、もっと深みにはまっておもしろくなりますよ!

ネタバレなし

『パラサイト 半地下の家族』ネタバレなし感想:衝撃の展開は誰も予想もできない
『パラサイト 半地下の家族』ネタバレなし感想:衝撃の展開は誰も予想できないポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』がカンヌ映画祭で”パルム・ドール”を受賞(韓国初)しただけでなく、 なんとアカデミー賞で...

ネタバレ解説

パラサイト 半地下の家族』ネタバレ解説:メタファー、伏線13個を総まとめ
『パラサイト 半地下の家族』ネタバレ解説 総まとめ!メタファー・伏線13個を徹底考察~今この記事を読んでいるあなたは、 きっとポン・ジュノ監督に笑わされ、ホラーのようなゾッとする衝撃も受け、見終わった後も映画の余韻が残っ...
『パラサイト 半地下の家族』どうしてポスターは目を隠しているのか
『パラサイト 半地下の家族』ネタバレ解説2:制作秘話、韓国人だけがわかる話まだ映画を見たときの衝撃が残っていて、もっと映画について知りたい方へ、 韓国在住の私が前回のネタバレ解説に書ききれなかった内容や、調べ...

白黒版

『パラサイト 半地下の家族』白黒版を公開する理由:なぜ今モノクロか?
『パラサイト 半地下の家族』白黒版を公開する理由:なぜ今モノクロか? 内心そう思った方も多いんじゃないでしょうか。 アカデミー賞のニュースに続けて入ってきたのが、『パラサイト 半地下の家族』の白黒...
『パラサイト 半地下の家族』白黒版を見た感想:名実ともに古典映画の風格
『パラサイト 半地下の家族』白黒版を見た感想:名実ともに古典映画の風格韓国で公開が延期されていた『パラサイト 半地下の家族』白黒版、ようやく見れました~!! 最初は、白黒にしただけで内容変わらないんじ...

『母なる証明(2009)』

母なる証明ポスター

出典:NAVER영화:마더

ポン・ジュノ監督の隠れた名作と言われ、韓国の映画史的にも名場面といわれているシーンは必見。

「実は〇〇の話だった」というサブテキスト的な脈絡があり、こちらも監督の深い意図を知るとはまります。

これまた予想もしていなかった内容に衝撃をうけます…。

ネタバレなし

『母なる証明』スチール写真
『母なる証明』ネタバレなし感想:肯定も否定もない狂おしい母の愛と人生、そしてダンスこの作品は2009年の作品ですが、実は今まで見たことがありませんでした。 出典:NAVER영화:마더 ポン・ジュノ監督がアカデミ...

ネタバレ解説

>>『母なる証明』ネタバレ解説:実は〇〇の話だった!監督インタビューによる再解釈


『グエムル-漢江の怪物-(2006)』

『グエムル』poster

出典:NAVER영화:괴물

これはただの怪獣映画ではありません!

ポン・ジュノ監督の原点とも言えるいろんな要素がバランスよく入っています。

たぶん監督作品中、一番わかりやすく、エンターテインメントとしておもしろいです。

ネタバレなし解説

『グエムル』スチールカット
『グエムル-漢江の怪物-』感想と解説:食わず嫌いしないで見て正解!ポン・ジュノ節炸裂私、エイリアンとか怪獣系とか、あんまり好きじゃないんですよね... それで『グエムル-漢江の怪物-』が有名なのはわかっていても、なかな...

番外編:ポン・ジュノ監督が推薦するおすすめ映画

ポン・ジュノ監督が選んでいるだけあって、どれも見ごたえがあっておもしろい作品ばかりです!

サスペンス・スリラー系が好きな方には特におすすめ!!

【おすすめ映画】ポン・ジュノ監督が選ぶ、クリエイティブな影響を受けた映画10選
【おすすめ映画】ポン・ジュノ監督が選ぶ、クリエイティブな影響を受けた映画10選ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』を見ましたか? この予想もつかない衝撃的なストーリーをつくった監督はいったいどんな映画を...
パンダ夫人
パンダ夫人
見ておきたい名作ばかりだよ!


最後に:『殺人の追憶』は?
どの作品もポン・ジュノ監督らしい

ここになんで『殺人の追憶(2003)』が入ってないの?って思った人もいるかもしれません。

ポン・ジュノ監督の名を最初に広めたのも『殺人の追憶』だからです。

この作品は実際に韓国で起こった未解決事件を取り上げていますが、そのどこまでも暗く悲しく悔しい心情と降りしきる雨がとても印象的で、ファンも多いですよね。

特にラストのトンネルのシーンや最後の終わり方は監督らしいです。

ただ個人的に残虐な場面が苦手で直視できなかったところもあり、同じ理由でかなりグロい『スノーピアサー(2013)』はけっこう苦手なんですよね…。

でも、内容的にはこれまたユニークな設定に社会風刺・皮肉もたっぷり入っていて、いろいろ考えさせられる内容です。

興味のある方はぜひ見てみてくださいね。

これからの監督作品も楽しみです!

パンダ夫人
パンダ夫人
また必見の作品ができたら追加しよっと

ポン・ジュノ監督がプロデュースした『海にかかる霧(2014)』は『殺人の追憶』で脚本を書いたシム・ソンボが初監督をしています。

演出なのか、編集なのか…少し惜しい感じでしたが、名優ぞろいで、私のようなビビリにはその展開は何日もひきずる衝撃…。

こちらは実際にあった事件を基にフィクションに拡大されていますが、心理的耐性のない人は見ない方がいいです。

【追記】またポン・ジュノ監督プロデュースでハリウッドでリメイク予定


ABOUT ME
パンダ夫人
韓国在住10年目。毎日韓国ドラマ、映画、エンタメ、コスメ漬けです。特に作品性が高く、メタファーや伏線、隠れネタがあるものが大好物。 プロフィール
error: Content is protected !!